【冴え女シリーズ(6)】[苦手だった不良転校生が・・・?]最終話(前半)「・・・約束、守れよ」 (1/3ページ)
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【冴え女シリーズ(6)】[- 苦手だった不良転校生が・・・? -]
■作品概要
アルバイトの帰り道に、絡まれていた同級生を助けようとして逆に絡まれてしまう智子。そんな時に助けてくれたのは、ぶっきらぼうで少し怖い印象の転校生武人。無口な武人に話しかけているうちに幼い頃の思い出が蘇り・・・?過去から現在に続く思い出を辿るラブストーリー。
●最終話(前半)「・・・約束、守れよ」
藤宮「お前は俺の事を応援してくれるというが、俺なら好きな奴の恋の応援なんて出来ない。酷い奴だと思われてもいい。お前が、他の男と付き合わなくて本当によかった」
智子「・・・え、今、なんて・・・」
智子「え、嘘・・・嘘だ・・・藤宮の好きな女の子って・・・」
藤宮「・・・ああ、くそ・・・ついイラっときて・・・」
智子「嘘、嘘だよね? あたしを慰めようと思ってまた優しい事言ってくれたんでしょ?」
藤宮「・・・嘘じゃない。俺は、お前に嘘だけはつかない」
智子「だ、なんで・・・なんで言ってくれなかったの?」
藤宮「・・・言っただろ? 小さい頃の話をして、知らないって言われるのが怖かったんだ」
智子「あ、あたしの記憶が朧気だったから? だから黙ってたの?」
藤宮「言えないだろう? 言えるわけない・・・。ガキの頃のおままごとみたいな約束覚えてるかなんて。俺はそれをずっと支えにして、強くなって、馬鹿みたいだろ? 自分でもそう思う。でもずっと好きだったんだ・・・あの日から、お前が俺“なんか”と一緒にいて楽しいって言ってくれたあの日から。