期待のしすぎは悪影響!「発達障害児」を苦しめない接し方って? (1/2ページ)
世間一般でも広く認知されてきた発達障害。知的に大きな遅れはないけれども人とは違う脳の仕組みを持つ子ども達は、限りなく“普通”に近いからこそ、親の期待値が高くなってしまうことがあり、子どもたちが苦悩することがあります。
そこで今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者の立石美津子が“発達障害の子を持つママ”にお伝えしたい、発達障害の子どもとの接し方についてお話したいと思います。
■限りなく「普通に近い」子ども達4つのタイプ
大きく分けて以下の4種類あります。
(1)学習障害児(LD児)
(2)注意欠如/多動性障害(AD/HD児)
(3)アスペルガー症候群
(4)高機能自閉症
よくお喋りはするけれど文字が読めないLD児、コミニュケーションがうまく取れず友達関係がうまく作れないアスペルガー症候群や高機能自閉症などの広汎性発達障害の子ども達は、見た目には分かりづらく、理解されにくいのです。
■困っているのは子どもではなく“親”
「お友達と一緒に遊ばないと楽しくないだろう」「他の子どもたちと同様に何でもバランスよく出来るようにならないと可哀想だ」
実はそう思っているのは“親だけ”ということもあります。
当人にとって、子ども達が大勢いる空間は“苦痛な騒音の場”以外の何物でもなかったりします。「地面の石ころなんて見ていないで皆と遊びなさい!」と無理やり背中を押されても苦痛です。何でもそつなくこなすよりも自分が得意な分野に没頭していることが、この上なく楽しかったりするのです。
こうやって我が子の幸せを一番に願っていたはずなのに、いつしか子どもを追い詰め辛い目にあわせていることがあります。
■療育も子どもベースに進めて
“療育”とは“障害を持つ子どもが社会的に自立することを目的として行われる医療と保育”です。そこに通わせる親も数多くいます。
しかし、この時、親が願ってはいけないことは「健常児と同じことが出来るようになる」「出来るだけ健常児に近づける」ことです。