「ニコニコ超パーティー2015」潜入レポート 内輪ノリが生んだ最高の学祭感 (6/9ページ)

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なんでもありのカオスな空間に巻き込まれながら、「いい曲だなぁ」「この人おもしろい……! 家で検索しよう!」とメモを取りながら見ていると、次第に「ああ、ここは『他校の学園祭の体育館』みたいだな」と感じるようになりました。



自分は他校生だからパフォーマンスをしている人の素性は知らないけれど、すごくかっこいい曲を演奏するバンドがいたり、ダンスが上手い女の子がいたり、ルンバで演奏する人がいたり、ネタに走っているグループがいたり。

この、さいたまスーパーアリーナという体育館にいる多くの生徒たちは、壇上に上がっている出演者たちが同じクラスのおもしろい同級生だったり、あこがれの先輩だったり、可愛い後輩だったりするのでしょう。

それを「内輪ノリ」と呼ぶのであればそうかもしれないけれど、出演者と来場者合わせて約1万5千人のこの学園は、他校生の私にとって、まるで今まで知らなかったスターを見ているかのような魅力的な体育館をつくり上げることに成功しているように感じました。

また、他校生の私でも楽しめた理由の1つに、この魅力的な空間に加えて、ステージの演出も一役買っていました。



ネットとリアルを融合させるライブ演出


実は今回の「ニコニコ超パーティー2015」では、これまでにニコニコ生放送で使われてきた新しい技術がてんこ盛りの演出が仕掛けられていました。

「ラズベリー*モンスター」という曲では、顔出しをされていない、花たんさんという歌い手さんのバーチャルキャラクターを、ディラッドスクリーンに映し出し、リアルタイムモーションキャプチャーでそのキャラクターを花たんさんご本人が動かすという、なんとも画期的な試みが行われました。
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