遺伝で決まる?! なぜかお金が貯まる人の特徴

双子に関する新しい研究論文によると、財産や性別、躾に関係なく、持っているお金を節約するか使ってしまうかは、遺伝的なものであると明らかになりました。
『Journal of Political Economy』に発表された研究結果によれば、人生の初期において、お金の使い方に関するふるまいの3分の1は、個々の選択よりも自然要因によります。
さらに、20歳から25歳の間は、お金に対する習慣の約半分が親からの躾の影響を受けますが、45歳までには親からの躾の影響をまったく受けなくなります。
また、論文の執筆者、行動ファイナンスの研究者であるヘンリク・クロンキヴィスト教授と、シュテファン・シーゲル教授は、双子に関するデータを集めたスウェーデン・ツイン・レジストリを利用し調査を行いました。彼らは、一卵性および二卵性の双子について、2003年から2007年までのデータにおける貯金の習慣を分析しています。
双子のデータを利用した理由は、調査対象が一卵性の双子ならば100%、二卵性の双子ならば50%、同じ遺伝子を持っているためです。
研究では、お金の管理に影響を及ぼす他の要因も考慮しています。
例えば、昇給によって収入が増える人は、同時に貯金が上手な人でもあります。研究者は、これも遺伝的要因だと説明します。昇給する人というのは、本来「忍耐強い人」である傾向が強いのです。あるいは、細身で煙草を吸わないといった特徴が、貯金の多い人に見られるのも、そのためだと研究者は言っています。
お金を貯めることで健康になるのではなく、お金を貯めるのが上手な人は、太りすぎていることが少ないのです。言い換えれば、お金が貯まる人は「行動とセルフコントロールに一貫性がある」という遺伝的素質を持っているようです。
Your genes decide if you're good at saving money, academics say