ただのお湯より危険! 熱々のココアやスープを飲むとやけどをしやすいのはなぜ? (2/2ページ)
冷えるときも同様で、
・表面で冷やされる
・体積が小さくなって、底に沈んでゆく
・相対的に温かい=軽い部分が浮かんでくる
・表面で冷やされる
を繰り返して全体が冷えてゆく。ところが、片栗粉などで「とろみ」をつけると対流しにくくなり、温めるのも冷やすのも時間がかかる。これを利用したのが「あんかけそば」で、粘度の高い「あん」をかけると冷めにくい「ふた」となり、温かい状態が長持ちするのだ。
味噌煮込みうどんやコーンスープが冷めにくいのも同じ原理で、とろみがあるため真水よりも対流が起きにくい。多くの物質も溶けているので、理想的(?)なヤケド食品といえよう。未検証ながら、味噌煮込みうどんの沸点は170℃にも達するという話も聞くので、あわてて食べてヤケドしないように注意しよう。
■まとめ
・水に食塩や砂糖を溶かすだけで、沸点が100℃以上になる
・氷になる凝固(ぎょうこ)点も下がり、0℃未満にしないと凍らなくなる
・「あんかけ」のように粘度の高い液体が冷めにくいのは、対流が起きにくいから