完璧主義は必要なし! 「一カ月で100点の仕事」より、「一週間で50点の仕事」が評価される理由 (2/2ページ)

フレッシャーズ

もちろん最初から丸投げで「どうすれば良いですか」と聞かれてしまうと努力が感じられませんが、50点までを素早く作ってきた人に対しては、それなりに迎えてあげましょう。

スピードを意識して取り組み、50点で途中で提出してみるというのは、ある意味ではコミュニケーションです。途中経過の報告・連絡・相談なのです。「できてないから怒られる」ような状況ではありません。やる側は自信を持って、迎える側はむしろ喜んで受けましょう。

■人生でも満点を目指さない

途中で方向性を確認するとか、80点で良しとするという考え方は、仕事だけでなく人生についても使えます。完璧を求めていたら、コストがかかりすぎます。安心とコストが釣り合うあたりで妥協点を見つけて、それ以降は手を抜いたり、違う方法を考えれば良いのです。例えば保険や自然災害対策なんかにも同じことが言えます。もっと広げて、ライフプランにも言えるかもしれません。

100点満点というのは、仕事や人生においては存在しません。社会や自分の状況によって、いくらでも変わってしまいます。それを求めてスピードも結果も得られないよりは、50点で方向性を確認して、80点で満足して経験を積んでいくというほうが良いのではないでしょうか。

(ファナティック)

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