完璧主義は必要なし! 「一カ月で100点の仕事」より、「一週間で50点の仕事」が評価される理由 (1/2ページ)

フレッシャーズ

「今週金曜日までに資料を作っておいて」と命令されたら、どのようにその仕事に取り組みますか? 「3時間でできそうだから、金曜の午前にやればいいや」と思うのか、それとも「水曜には一回見てもらって、金曜に修正版を出そう」と思うのか。今回はそんな、仕事の結果とスピードについて考えてみましょう。

■結果よりもスピードを意識する

仕事とは、結果もスピードもどちらも大切です。結果が出なければ会社は存続できませんし、スピードがなければ競争力を失います。個々の社員の仕事においても、それは同じことです。しかし、この両立はなにも難しいことではないのです。「完璧なものを作るなら、時間がかかっちゃうよ」というのは、仕事に関してはあてはまらないのです。

仕事ではまず、スピードを意識しましょう。完璧な100点満点を目指してしまうと1カ月かかる仕事があるなら、まずは50点で構わないので1週間で提出しましょう。それから、修正の指摘を受けたり方向性の確認をしながら、もう1週間程度で80点になればその仕事は「やり切った」ことになります。

例えばプレゼンの資料作りを考えてみます。ふつう、1ページずつ完璧に作り上げてから次のページに取り掛かるなんてことしませんよね。大まかな構想を練ってから、全ページのストーリーを組み立てるでしょう。この段階でもう50点のところまで来ています。「えっ、グラフも文字も何も作ってないけど……」と思うかもしれませんが、グラフなんか作ってしまってから「方向性が違う」とか「こんなことを言うための資料じゃないんだ」と言われてしまうと修正が大変ですよね。早い段階で上司に見てもらうことで、スピードも、結果も、最終的に納得できるものになります。

■迎える側は怒らないでアドバイスを

50点で提出するのは勇気がいります。特に新入社員だったり、未経験の仕事であればなおさらです。そのため、上司のほうも心構えとして、「まだできてないのか」と怒ったり、アドバイスせずに「自分で考えろ」と言わない方が良いでしょう。

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