重大病が見つかるチェックリスト「風邪」 (3/4ページ)

アサ芸プラス

うがい薬を勧める場合もありますが、消毒薬であるヨード入りのうがい薬などを使うと、正常である細菌までも少なくなり、風邪予防の効果が低くなるといった調査結果も報告されています。最近では、緑茶や紅茶でうがいをするという方法が理にかなっていて、推奨されています。お茶のカテキンという成分に殺菌効果があるからです。電車内などで、近くに人がせきをしているのに、どうしてもうがいができない場合は、20分ごとにお茶を飲み、喉のウイルスを胃に流してしまう方法もあります。通常のウイルスは胃酸により死滅するからです。

 さらに、インフルエンザの最新の予防法として、ビタミンDをとる(サケ、サンマ、干ししいたけ、あんこうの肝、乾燥きくらげ、煮干し、筋子、いくらなど)、乳酸菌R-1をとる(ただし現在、明治の製品にしかこの乳酸菌R-1入りはありません)などが報告されつつあります。他の乳酸菌による腸内環境を整えることも免疫力を上げることにつながるのではないかと期待されています。

 それでも風邪をひいてしまったらどうしたらいいか。現在、インフルエンザウイルスに対する抗ウイルス薬以外で、風邪のウイルスそのものを撃退する薬は残念ながら存在しません。市販や処方される風邪薬には、解熱、せき止め、去痰、鼻水解消などに有効な成分が含まれています。しかしこれは対症療法といって、あくまで症状を和らげるものであり、根本的に風邪を治すものではありません。

 風邪を治してくれるのは、体に備わった自然治癒力です。その人の持っている免疫力がウイルスなどを退治するのです。ですから、風邪を早く治そうと思ったら、バランスのとれた食材を食べ、十分な睡眠や休息をとること。これが風邪を最も早く治す方法です。そして生活習慣に気をつけて、風邪に強い体をつくりましょう。

「重大病が見つかるチェックリスト「風邪」」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2015年 11/5号重大病森田豊風邪カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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