重大病が見つかるチェックリスト「風邪」 (1/4ページ)

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重大病が見つかるチェックリスト「風邪」

 10月下旬に入り、いよいよ本格的な冬を迎えようとしています。冬の健康の話題といえば、「風邪」ですね。この時期になると、毎年、風邪の話題がいたるところで出てきます。

 風邪の語源は、中国医学における風の邪気、すなわち風邪(ふうじゃ)によって引き起こされる病気とされたところから来ています。俳句でも冬の季語として使われることがありますから、冬に風邪をひく人が多いのは、今も昔も変わりません。多くの人は熱が出たり、頭痛がしたりといった症状を、ひとくくりに風邪の症状と言っていますが、そもそも風邪とは何でしょうか? 正確にその定義を知る機会というのは実はなかなか少なく、風邪は知られているようで意外に本当のところはよくわからない病気ですので、今回は風邪の基本から話したいと思います。

 風邪というのは、ウイルスや細菌などが、鼻や喉などの粘膜に入り、炎症が生じた状態のことをいいます。その原因は、80~90%がウイルス(風邪のウイルスは200種類ほどあります)で、10~20%が細菌もしくはマイコプラズマという菌になります。

 ウイルスも細菌も、一般的には“ばい菌”と呼ばれていますが、両者はまったく異なります。ウイルスは細菌の100~1000分の1程度の大きさで、自分では細胞は持たず、他の細胞に入り込み、その中で増殖して悪さをします。一方、細菌は1つの細胞からなり、食物や体中で自分で分裂して増えることが可能です。そして、その中間に位置する、大きさ的にも中ぐらいのばい菌の一つが、マイコプラズマなのです。

 ウイルスの中でも、インフルエンザというウイルスが原因となって起こるのが「インフルエンザ感染症」です。他のウイルスによる風邪と比べ、症状がとても強く、重症化することもあるので、他の風邪とは区別して管理されるようになりました。インフルエンザ以外にウイルスを診断・特定することがほとんどないのは、費用や時間がかかることに加え、その多くが体内の免疫力によって軽い症状で治ってしまうからです。

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