うどんマニアが最後にたどり着くと言われる聖地。岐阜県・多治見市「信濃屋」の香露かけうどん (2/4ページ)

GOTRIP!

うどん(温かいうどん)、ころかけ(冷たいうどん)、そして支那そばの3つだ。通常のうどん屋にあるカレー南蛮や月見うどんのような様々な種類のうどんや、天ぷら、おにぎり、いなり寿司などのサイドメニューは一切ない。純粋にうどんだけで勝負するお店、それこそが「信濃屋」のスタイルなのだ。

・表現しようがないほどウマいうどん
こちらのうどんは食べた者だけにしか分からない、そういっても過言ではないだろう。見た目は非常に太いうどんであるが、ひとくち口に含むと、うどんの表面がふわっと口の中で広がっていき、滑らかに溶けていく感覚を覚える。そして口の中いっぱいに小麦の甘みとウマミがひろがり、喉の奥底へと何の抵抗も無く吸い込まれていく。しかし、ただ溶けていくだけではない。噛めばもちもちとした歯触りの奥にしっかりとしたコシがあり、歯をぐいっと押し返してくる力強さがある。

・まさにツユが香る「香露(ころ)」
そんな絶品のうどんに合わせるのがたまり醤油と鰹節のダシだ。現在は4種類の醤油を合わせて昔のたまり醤油の味を再現し、鰹節のダシを加えて寝かせた香り高いツユは、これだけでも絶品の味わい。そんな絶品のツユに絶品のうどんを合わせるのだから、ウマくない訳がない。このどっしりとした香り高いツユに、絶品のうどんをしっかりと絡めて食べてもらいたい。そのうどんはこの信濃屋でしか食べる事が出来ない味である事を痛感する事だろう。

「うどんマニアが最後にたどり着くと言われる聖地。岐阜県・多治見市「信濃屋」の香露かけうどん」のページです。デイリーニュースオンラインは、多治見信濃屋ころかけうどんころ岐阜カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧