歩きスマホを続けると椎間板ヘルニアになる!? (1/3ページ)

新刊JP

『長く健康でいたければ、「背伸び」をしなさい』(サンマーク出版刊)著者の仲野孝明さん
『長く健康でいたければ、「背伸び」をしなさい』(サンマーク出版刊)著者の仲野孝明さん

 あなたは「座りっぱなし症候群」という言葉を聞いたことがあるだろうか。これはデスクワークをはじめとして座っている時間が長い人が陥りがちな不調の総称で、頭痛やむくみ、ひどいケースだとエコノミークラス症候群に似た症状を訴えるケースもあるという。
 デスクワーク中心の人にとって、座っている時間そのものを劇的に減らすことは難しいが、せめて座り方を工夫するなどして健康を保てないものだろうか。

 そこで参考にしたいのが『長く健康でいたければ、「背伸び」をしなさい』(サンマーク出版/刊)。本書は、座り方を含め「正しい姿勢」をとることで健康になれるとする一冊。著者である仲野孝明氏は、整体、カイロプラクティック、鍼などの方法を用いながら、0歳から108歳まで様々な年齢層の人たちの様々な症状を「姿勢を正す」ことによって治癒してきた。
 仲野氏が現場で見てきた実例を通して、姿勢が健康に与える影響を中心に話をうかがった。今回はその後編である。

――前半で「身体にとって、ずっと同じ態勢をとり続けることは負担が大きい」というお話がありました。電車に乗っていると、一見健康そうな若者なのに、ずっと立っているのが辛そうで、すぐ何かに寄りかかろうとする人を見かけます。これは何が原因で立つことを辛く感じてしまうものなのでしょうか。

仲野:様々なケースがあるので一概には言い切れませんが、もっとも可能性が高いのは、足をうまく使えていないケースです。話を分かりやすくするために、少し極端な例を出しましょう。電車のなかに裸足で立ったとします。すると、靴を履いて立ったときにくらべ、疲れ具合はまったく変わってきます。なぜだと思いますか?

――靴が足を圧迫してしまうからではないでしょうか。

仲野:そうです。ありがちなのは、靴と足の形が合っていないケースです。靴のなかで足の指を曲げた状態のまま立ち続けているために、身体にかなりの負担をかけてしまっているんです。たとえば逆に、シャワーを浴びているときというのは、足が指先まで伸びきった状態で立っている。

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