重大病が見つかるチェックリスト「熱中症」 (2/4ページ)
なぜなら、汗は蒸発する時に気化熱というものを奪うので、それによって体に熱がこもらないようになるわけです。よく玄関先で打ち水をしますが、これもまいた水が蒸発する時に気化熱を奪うという物理現象に基づいた生活の知恵なのです。
こうやって人間は気温の変化に対しても、体温を一定に保つような仕組みが働いています。もし、汗をかかないとすると、熱がこもって体温も上がってしまい、これが熱中症の大きな原因となります。ですから、汗をかいてそれを蒸発させる体の仕組みが大切なのです。
そこで、夏本番を迎えるにあたって、汗をよくかく体を作っておきましょう。手軽にできる汗をかく体作りの方法としては、
(1)半身浴やサウナで汗をかく
(2)ウオーキングで汗をかく
(3)自転車をこいで汗をかく
この3つがオススメです。半身浴やサウナで汗をかくだけでも効果はありますが、軽い運動を組み合わせて行えば、1週間程度でほぼ暑熱順化できます。通常、10分のウオーキングを1日5回、休憩を挟んで行えば、だいたい1週間程度で暑さに慣れてきて、汗をかくようになります。運動を開始した日よりも、徐々にバテる感じが減ってきたら、体が暑さに慣れてきた証拠です。大切なのは、必ず休憩と水分補給を十分に行いながら進めていくことです。7月に入ってすでに暑い日が続いていることでしょうが、まだこれから8月の夏本番を迎えるまでには少し間がありますので、今のうちにぜひやってみてください。
ただし、せっかく汗をかきやすい体になっても、例えば一日中冷房の効いたところにいたりして、汗をかかない生活になってしまうと、体は元に戻ってしまいますので要注意。逆にいえば、1日1回はしっかり汗をかくようにすることが大切です。もちろん水分補給をしながらですが‥‥。
もう一つ、大切なことがあります。それは、血液の量を増やす努力をすること。