脱サラしたいという人も多いけど……農家に聞いた! 「現実問題これが大変だ!」ということ5つ (1/2ページ)

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田舎暮らしが注目されている昨今。「いつかは田舎で農業をしながら暮らしたい」と思っている人も増えています。しかし、農業はそんな甘いことではありません。筆者も実家が農業をやっていますが、やはり何かと大変なことばかりのようで……。今回は、そんな「農業の大変なこと」を、農業をやっている20代、30代に聞いてまとめてみました。

●「意外とお金が掛かる」

農業というと、畑や田んぼがあればOKというイメージを持っている人もいるでしょう。しかし本格的に農業を始めるとなると、設備や機材、さらには種など、思った以上にお金が掛かる仕事なのです。

例えば農業機械。高いものだと1,000万円というものもありますし、安いものでも数十万円します。作物の種類などにもよりますが、最初にこれらをそろえるだけでもかなりのお金が掛かります。メンテナンスにもお金が必要です。また、種苗や肥料もタダではありませんし、農地などに掛かる税金の問題もあります。実際に始めてから、「こんなにお金が掛かるものだったのか」と思う人も多いそうです。

●体力がいる

農業は当然ですがほとんどが力仕事です。作業に慣れないうちは特に体力を消耗するので、もう他のことをする余裕がありません。また、40代、50代といった、体力が落ちてくる年齢になってから農業を始める人も多くいます。そうすると、さらに大変だと感じるようです。

もちろん、お金を掛けて農業機械を多く導入することで、人間が行う作業はかなり減りますが、それでも体力を使わなくなるわけではありません。農地が広ければそれだけ負担も増えます。お金の話と同じで、体力についても農業を始めてからこんなにきついのかと驚く人が多いそうです。

●野菜がうまく育たない

農家をやる上で困難なのが「野菜の作り方」です。同じ作業をしても、いつも同じ状態で作物が育つわけではありません。

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