重大病が見つかるチェックリスト「便秘」 (2/4ページ)

アサ芸プラス

このタイプは、医学的には「器質性便秘」と呼ばれています。

 腸の動きが悪くなったり(蠕動運動の低下)、けいれん状態になったりして、大腸内に便が滞留して便秘になるタイプ2の原因は、食事の変化(食物繊維の不足)、運動不足、ストレスなどで、硬い便、兎糞状の便になります。このタイプの便秘は医学的には「機能性便秘」と呼ばれます。

 タイプ3の便秘は、便意をこらえる習慣、下剤や浣腸の乱用によって起こります。このタイプの便秘も「機能性便秘」と呼ばれています。便秘になったら、自分の便をきちんと観察し、自分がどのタイプの便秘なのか把握しましょう。さて、あなたはどのタイプの便秘ですか?

 運動不足や食物繊維不足など、生活習慣が原因となる便秘の場合、日常生活の中で少しずつ努力するだけで、症状は改善することが多いのです。まずは食事ですが、便秘にいい食事といえば、食物繊維ですね。しかし、便秘予防に効果がある食物繊維というと野菜をイメージしますが、意外な盲点があります。実は、トマトやキュウリ、レタスなどにはあまり食物繊維が含まれていません。便秘予防に効果的なのは、納豆や豆腐などの豆類です。例えばレタス100グラムあたりの食物繊維は1.1グラムですが、納豆では6.7グラムもあります。野菜と豆類を比較すると、同じ量でも実に6~7倍もの食物繊維の差があるのです。また、便の水分を保つため、水や牛乳、野菜ジュースを積極的に摂取することも大事です。お酒やカフェインの入ったコーヒー、紅茶、緑茶は逆に便の水分を減らすことが多いので控えましょう。その他、便秘にいい食材にはニンニク、リンゴ、酢があります。最近では、白米や炭酸飲料が便秘に効果があるとの報告もあります。逆に果物のブドウや柿に含まれるタンニンという成分は、下痢止めの原料で、便を硬くする作用があるので気をつけましょう。

 腸の動きを促進する運動も重要です。日頃運動不足の人ならウオーキングだけでもいいのですが、腸の蠕動運動を促すヨガや体操などもあるので、試してみるのもいいかもしれません。

 そして、毎日1回、同じ時刻にトイレへ行き、排便を習慣化させることも大切です。

「重大病が見つかるチェックリスト「便秘」」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2015年 11/19号重大病が見つかるチェックリスト森田豊便秘カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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