【奇跡】 駅員として9年間も信号操作員を務めたヒヒがいた! (1/2ページ)

学生の窓口

19世紀の終わり頃、南アフリカ・ポートエリザベスのヴィテンヘイズという駅には、「ジャック」という名の駅員がました。

彼は掃除などの雑務から信号操作まで、日々、安全に確実にその任務をこなしていました・・・チャクマヒヒでありながら(!)

チャクマヒヒとは、南アフリカ産のオナガザル科に属する、灰褐色をした体長約75cm、尾長約45cmのヒヒです。砂漠・サバンナ・岩山などに住んでいて、チンパンジーやオラウータンのように利口だといわれています。

とはいえ、人命にもかかわる責任重大な仕事です。いかにしてヒヒはその重要任務を果たしていたのでしょうか?

ジャックが駅員として働き出すようになったのは、ジェームズ・ワイルドさんの不慮の事故がきっかけでした。ワイルドさんはヴィテンヘイズで働く駅員だったのですが、あるとき線路に滑り落ちて汽車にひかれ、両脚を失ってしまいました。

これまでのように勤務ができなくなってしまったジェイムズさんは、ペットであるジャックの手を借りることを思い付きます。

まずは、車いすに乗った自分を、仕事場である信号操作室まで運んでもらうことに挑戦し、成功。

その後ジャックはさらにいろいろなことを覚え、電車が通過する際、運転士にポイント・キーを手渡すなど、簡単な雑務をこなすまでになります。

最終的には、信号機のレバー操作まで完璧にマスターしてしまいました。まったくミスのないレバーさばきに、とうとうジャックは、ジェイムズさんの指示がなくても、ひとりでレバー操作を任されるまでになったのでした。

単にレバーを上げ下げしているのではなく、ジャックはきちんと信号を確認し、接近してくる電車をしっかり見守って作業にあたっていたそうです。

こうした仕事ぶりが認められ、ジャックは正式な鉄道職員となり、なんと報酬をも得るようになったのです。1日に2セントの給料のほか、土曜日にはボトル半分のビールが支給されたそうです。

「【奇跡】 駅員として9年間も信号操作員を務めたヒヒがいた!」のページです。デイリーニュースオンラインは、社会などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る