なぜ英語ではお金や情報は「数えられないもの」と分類されるの? (2/3ページ)
同じように数えられない抽象名詞(形がなく、見たり触ったりできないもの)には、money(お金)、information(情報)、news(ニュース)も。
どれも目に見えるのにおかしいと思われがちですが、つまりmoneyは紙幣などではなく、「量、価値」のイメージ。そしてinformationやnewsは雑誌やテレビではなく「電波」のイメージだということ。
ちなみに抽象名詞はそんなに数がないので、おぼえてしまった方が楽だそうです。
そして大切なのは、英語は「数」にとてもこだわる言語だという点。数えられる名詞が1つだけの場合は、a cup、an appleなど、前にaやanをつける。
2つ以上のものには、two cupsなど最後にsをつける。いわゆる複数形です。
■英語はaやsがとれると「加工された状態」になる
でも、数えられる名詞なのに、aやsがつかないケースもあるのだといいます。
たとえばオレンジが1個あった場合はan orange、5個あったとしたらfive orangesとなります。
しかしオレンジジュースやカットオレンジなど、果実そのものではなく加工された状態になるとorangeに。
aやsがとれると「加工された状態」のものになるということ。ニワトリならa chickenだけれど、鶏肉はchicken。桃はa peachでも、桃のジュースはpeachになるというわけです。
また、逆に数えられない名詞にaやsがつくこともあるのだとか。
たとえばexperience(経験・体験)は数えられない名詞ですが、「どういう経験なのか」を話してが具体的にわかっている場合は、an experienceとかmany experiencesなどといってもOKだということ。
■冠詞は「みんなが連想できるかどうか」で決まる!
ところで、数えられる名詞の前につく冠詞はaだけではなく、theもあります。でも、どちらをつければいいのかはわかりにくいことも……。
でも、これはイメージがつかめれば簡単にわかるのだと著者。