被災地から、自ら光となり、笑顔を取り戻す (3/3ページ)

FUTURUS

2013年東松島の高台に新工場を建設。

1,280枚のソーラーパネルを設置し200kw/hの自家発電をし、時に半分近い電気を自社で使用。また、周辺の仮設住宅で暮らす1,900人の被災者の避難所にもなるように、市と災害支援協定を結んだ。

今、高橋氏には新たなビジョンがある。水産加工業から一歩踏み出して農業へ。土に触れ野菜を育てることで、地震や津波がきっかけで心に傷を負い、社会に適応しにくくなった多くの人たちの心のケアや雇用、仲間づくりにつなげ、笑顔を取り戻したいという思いからだ。

人は常に強いわけではない。高橋氏も、これまで何度も凄まじい現実から逃げたくなっただろう。しかし、震災を経て何日も何時間も考えてきた。

高橋氏は、自分に言い聞かせるように繰り返し問いかける。「震災後を人としてどう生きるのか」と。

【参考・画像】

※ マルト 高橋徳治商店

※ William Perugini / Shutterstock

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