【最新AIの基礎知識②】山川先生、今ドキの人工知能ってどうやって作るんですか? (2/3ページ)

FUTURUS

なので、『汎用人工知能』を作ろうとしている立場の我々としては、AIの影響を早めにいろんな方々に理解してもらうために、情報をオープンにした『開発コミュニティ』という形で、研究などを行うことにしました。

現在、『汎用人工知能』を作っている組織や団体には、お金持ちが資金投資をして、情報をクローズドし、利益が出たらその人たちだけで分配するというやり方をしているところもありますが、私たちはそういった形でない方が良いという立場をとっています。

“みんなで開発して、みんなで共有する”という、公益性が重要だということで、(今年8月に)NPO法人として『全脳アーキテクチャ・イニシアティブ』を設立しました。>

■ 脳に近いAIを作るのが「全脳アーキテクチャ」

『全脳アーキテクチャ』ってどんなものなんですか?

山川先生、

<今、世界中でいろんな組織が『汎用人工知能』を作ることを発表していますが、アプローチも様々なんです。そういった数ある選択肢のひとつですね。

source : http://wba-initiative.org/

具体的にどんなことかと言うと、

■1:脳の各器官にある程度似ている機械学習(ディープラーニング等)のモジュールを開発
■2:複数の機械学習モジュールを、脳の繋がり方を参考にしながら繋げる

といったアプローチです。これにより、かなり脳に近い『汎用人工知能』ができると考えています。

で、そういったアプローチの中でも、特に我々が注力しているのは(2の)“繋げる”部分です。

(1の)機械学習モジュールは、今世界中でいろいろ個別に開発されているので、我々がいちから全て作る意味はあまりない。それよりも、それらを最終的に脳のような形で繋げる共通のプラットフォームがあった方がいい。

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