【マクドナルド業績悪化】再建策にも厳しい声「スタバを見習うべき」

デイリーニュースオンライン

日本マクドナルド公式サイトより
日本マクドナルド公式サイトより

 年の暮れに日本マクドナルドホールディングス(以下、マクドナルド)が、年内100店舗を目処に、不採算店舗の大量閉鎖を進めている。業績低迷を受けて大ナタを振るった格好だが、市場からは経営再建策として高く評価され、株価が爆上げしている。

株価が2009年の倍額以上の爆上げで3000円突破

 15年1-9月期(第3四半期累計)決算では、売上高は前年同期比に対して20.1%減の1375,47億円、最終損益は292,79億円の大赤字となった。前年同期の75.43億円から、赤字額が3倍以上に拡大している。

 一見すると、この大赤字でマクドナルドの株価も急落するかと思いきや結果は真逆。今回の店舗の大量閉鎖を受け、2009年は1株1400円台まで低迷し、ここ最近は2600円前後を上下していた株価が一気に3000円を突破。およそ13年5ヶ月ぶりの高値をマークした。

 2015年12月の配当金も下がることなく、例年通りの1株30円になると見込まれている。

 100店舗の大閉鎖が終わったら、次の一手を展開していきたいところ。

 10月26日からマクドナルドは、さっそく「おてごろマック」の全国展開をスタート。「エッグチーズバーガー」、「バーベキューポークバーガー」、「ハムレタスバーガー」の3種類のハンバーガーを軸にしたサービスで、単品は税込み200円、サイドメニューとドリンクMサイズがついた「おてごろセット」は税込み500円だ。平日昼帯に提供していた「昼マック」の代替サービスとして提供されているこの「おてごろマック」の特徴は、午前10時30分から閉店まで注文できる点(24時間営業店舗は翌午前4時59分まで)。同サービスの成果もあって、一部店舗では客足も回復しつつあるという。

 それでもネット上では、「マクドナルドは一度頭を冷やしてやり直すべき」「まずは清潔感、サッパリ感、フレッシュ感が必要。スタバのイメージを見習うといい」「本当に再建策として正しい処置だったのか? それ以上に今のマックの形態に問題があると思うんだけど」と厳しい意見が飛ぶ。

「コトの始まりは、使用期限切れ鶏肉の使用問題や異物混入騒動。安全神話が一気に崩壊しました。マクドナルドは、衛生管理体制を見直し、信頼を少しずつ回復していく必要がありますね。ただライバルチェーンも続々と日本へ進出してシェアを奪いつつあるので、悠長なことは言ってられないと思いますが」(飲食業界関係者)

 日本のハンバーガー業界を長年引っ張ってきたマクドナルド。再び日本を席巻する日は来るのか。

蒼木学(あおきまなぶ)
フリーの取材記者。エンタメ・芸能から教育・社会問題まで幅広く取材を行う。興味のあるトピックは人工知能、近現代史。
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