【小学生大麻吸引】テレビで安易なコメントを垂れ流す評論家たちのへの違和感 (2/2ページ)

東京ブレイキングニュース

また、ネットのアングラ掲示板、今回問題になった無料通信アプリの掲示板などでも買う事が出来る。が、取締り当局も監視している事は間違いない。

 また、事件の舞台となった京都であるが、日本でも一番の観光客を誇る京都の裏側は実は昔から薬物が蔓延している地域とも言われている。中でも一番の歓楽街の木屋町などのクラブ、飲み屋などで誰もが買う事が出来た。電車で一時間弱で着く大阪に比べ、取締りが比較的緩い京都に薬物を求めに来る人間は京阪神では数多く見られた現象だ。それと比較的モノが良くて値段も安い事もその理由だ。

 最後に時代遅れのコメントをしている評論家に対して。果たしてこの人たちは少年犯罪の実態を知っているのであろうか? 非行の低年齢化が少し前に進み、最近では落ち着いているという数字に少し甘えてはいないか? 夜遊びしている少年少女を見て、それが非行の現状と考えてはいないか? 小学生で喫煙は当然の事、暴走族、性行為、様々な非行は多く見られている。それらが表沙汰になった時だけ、色々コメントするだけで実態を知らないのではないか。親にも問題がある、よく子供と話し合え、とか色々なコメントを見かけたが、それで非行が止まる場合もあるであろうが、そんな事はごく少ない。隠れてやる行為が面白いのであり、そんな事では非行が止まるとは思わない。

 これからも様々な少年の非行が報道されるであろうが、それを報道しない行為、煽らない行為も必要であろう。昔の暴走族を例えに上げれば、取材に来るから一生懸命に暴走する、という少年たちがいたように。「ネットで見た、テレビで見たから真似する事が面白い年代」と言う事も考えなくてはいけないと思うのだが。

Writing by 西郷正興

Photo by K-SAKI(コラージュ)

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