生後1歳までに50%が感染!? 乳幼児のRSウイルス感染には要注意! (1/2ページ)
RSウィルスをご存知ですか? 一生のうち何度も感染、発症を繰り返し、呼吸器症状を引き起こすウィルスです。大人の場合は風邪症状で済むことが多いのですが、乳幼児が感染すると重症化する可能性があります。そして大人が子どもに移してしまうケースがあるので要注意です!
今回はこのRSウイルスについて、医師の話を聞いてきました。
RSウイルスってどんなもの? 初回感染で、生後1歳までに50%以上、2歳までにほぼ100%の子どもが感染するといわれています。
2回目以降は風邪症状の軽症で済むことが多いですが、初回感染は重症化する傾向があります。特に、
・心臓や肺、筋疾患などの基礎疾患がある場合
・低体重で出生した場合
・免疫不全がある場合
は、重症化の危険性が高くなります。
7割は鼻水やせきなどの風邪症状のみですが、3割は呼吸困難、喘鳴(ぜいめい)と呼ばれる、喉や胸からゼーゼー、ヒューヒュー音がする、重症化の症状を示します。
乳児期早期の赤ちゃん(生まれて4ヶ月以内)が感染すると
・ウィルス性細気管支炎
・ウィルス性肺炎
を起こす可能性があるといわれています。その中でも生まれて1ヶ月以内の赤ちゃんが感染した場合、典型的な呼吸器症状を示さずに無呼吸発作を起こし、乳幼児突然死に至る可能性があります。またまれに急性脳症を引き起こす危険性もあります!
予防と感染経路 【予防について】
1. 現時点でワクチンはありません。
2. 空気感染はしないので、手洗いとうがいで予防が可能です。