クパチーノから生まれる未来とは?今後Appleはどのようなイノベーションを投下するのか
source:http://www.apple.com/
スマートフォン全体のシェアはAndroid勢が遙かに上回っているとはいえ、iPhoneがハイエンドスマートフォンのベンチマークとなっていることに異論を唱える人はいないだろう。
そしてiPhoneが採用した技術は、例えそのテクノロジーの骨子がAndroid勢に先を越されていたとしても、iPhoneが取り入れたことでキャズムを超えマスに浸透することが多い。
その意味でも今後AppleがiPhoneや、その他のプロダクツでどんなイノベーションを起こすのかは誰もが気にかけるところだ。
■ 特許出願情報から見るAppleのイノベーション
最近公開されたAppleの特許出願情報から、Appleが今後リリースすると思われる新たなテクノロジーを予想してみよう。
まずは9月22日に公開されたPatent No. 9,142,925だ。
これは本来円柱状のヘッドフォンプラグの一部をカットするというもの。真上から見ると、従来のO型ではなくD型に見える。スマートフォンの薄型化が進む現在だが、ヘッドフォンプラグの装備が欠かせないプロダクトゆえに、3.5mm径ジャックのパーツより薄くすることはできない。
ゆえに異形のプラグ・ジャックを用いることで薄型化を実現する狙いがあるとみられる。
この形式のプラグを使ったヘッドフォンであれば、デファクトスタンダードとなっている従来の3.5mm径のステレオミニジャックに挿すことはできる。
しかし、従来のステレオミニプラグを用いたヘッドフォンは新しいiPhoneなどでは使えなくなる。実際に採用されたら変換プラグを用いることになるのだろう。
また、10月1日に公開されたPatent 20150277559は、指輪型のウェアラブルデバイスの特許となっている。タッチパッドまたはタッチスクリーンを装備し、Siriをコントロールするためのマイクも内蔵される。
どうやら震動で着信などの情報をフィードバックするHaptic Feedback機能も搭載されるようだ。
外部コントローラまたはライフロガーとしてのウェアラブルデバイスには腕時計型、ネックレス型、メガネ型などがあるが、今後指輪型のトレンドがくるのだろうか。
現在発売されている指輪型は厚みがあり、スマートとは言えないルックスとなっている。マスの市場を目指すアップルがこの分野にチャレンジするのであれば、多機能性とバッテリーライフとデザイン、すべてを追い求めた製品となるだろうが、さて、どこまで小型化できるだろうか。
■ 落下を感知するとディスプレイ部を守る機能も!?
そして10月30日、落下を感知するとディスプレイ部を守るバンパーが自動ポップアップするPatent 20150301565が公開される。
リンク先のイメージ画像を見ていただければわかるが、短い足が4本飛び出た姿は想像以上にキャッチーで可愛らしい。駆動部のメカニズムや防水処理のトレンドを考えると、今すぐ実現するものではないと考えてしまうが、iPhoneとアスファルトをキスさせてしまったことのある人にとっては、待望の機能となるだろう。
もちろん、いずれも実現化を約束したパテントではない。
しかし、キーボードに感圧タッチ機能のForce Touchを組み込んだと思われるPatent 9.178.509 B2など、触覚的に情報のフィードバックを受けられるテクノロジーは現実のものとしてほしいところ。
五感を効率よく使うことが今後のイノベーションのトレンドとなるなら、それはもう楽しい世界だから。
【参考・画像】
※ Apple Retail Stores – Apple
※ Patent No. 9,142,925 – United States Patent
※ Patent 20150277559 – United States Patent Application
※ Patent 20150301565 – United States Patent Application
※ Patent 9.178.509 B2 – United States Patent and Trademark Office
【動画】
※ Ring – One Gesture is All You Need – Vimeo