もふもふな“チンチラ”だらけの「ジャパンチンチラフェスティバル」開催 (1/3ページ)

デイリーニュースオンライン

(C)Royal Chinchilla
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「チンチラ」を知っていますか?

 同じ名前がついたネコやウサギもいますが、今回の主役はげっ歯目。ハムスターやモルモット、デグーなどの仲間です。ネコやウサギのチンチラも、こちらのチンチラに毛色が似ていることから名付けられました。

 実際にチンチラを見たことがなくても、ふわふわの美しい毛並み、丸いフォルム、キラキラした丸い瞳。その可愛らしさは、ひとめ見ただけで虜になってしまうはず! そんなチンチラをテーマにした、日本で初めてのイベントが行われます。

ジャパン チンチラ フェスティバル -チラフェス-
12.06(日) / 東京都 / 大田区産業プラザPiO 小展示ホール

 チンチラの生体展示、飼育用品・フードの展示や販売、飼育方法のセミナー、グッズ製作のワークショップ(有料)など、初めてのチンチラ写真集「ふわっとチンチラ」の出版記念トークショーなど、様々なイベントが行われます。さらに、日本で初めてのお披露目という、希少かつ美しい毛並みを持つ新種のチンチラも登場予定。

 このイベントはチンチラと暮らす飼い主さんたちが、チンチラへの愛と感謝の気持ちを込めて開催するもの。テーマは「サンクスチラーズデー」。

 チンチラ感謝祭ということで、大好きな“愛チンチラ”へ、心からの愛を込めたラブレター『チラブレター♡』も紹介されるそうですよ。

 どこをとっても可愛いとしか言いようがない、チンチラの魅力を味わいつくすイベントになるとか! カワイイけれど、まだ意外に知られていないチンチラの魅力やイベントについて、チラフェス実行委員長 / ロイヤルチンチラマネージャーの鈴木理恵さんにお話を聞きました。

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チンチラについて

──チンチラに興味を持ったきっかけを教えてください。

 長年、小動物の適正飼育を研究するうちにチンチラたちと出会いました。当時はまだ私自身、チンチラの病気にほとんど経験がないなかで、1匹の子が突然瀕死の状態にまで具合が悪くなり、真夜中の動物病院に駆け込みました。しかし、ぐったりと体のチカラが抜けてしまったその子に、獣医さんも私も何ひとつしてあげることができませんでした。

 もうダメかもしれない。その子を連れて病院からトボトボと家へと戻りましたが、その子は横になったまま動くことができないにも関わらず、次の日のお昼になっても、夜になってもがんばり続けました。その子の心臓が動きをやめて、静かに息を引き取ったのは、そのまた次の日の夕方のことでした。

 強いなあ。私はくやしさでボロボロに涙を流しながらも、チンチラという動物の強さに心を掴まれていました。動物種を比べてどちらの方がこうである、と言うのはあまり好きではないのですが、それまで出会ってきたどの小動物たちよりも、最後の最後まで自分の命をあきらめず、まだ生きたいと言い続ける、強い動物だと思いました。

──チンチラの魅力はどんなところでしょうか?

 とにかくポジティブなところが魅力です。まだいける、まだがんばれる。あきらめない。その姿を見ているこちらが、いつもたくさんの元気やパワーをもらえるような、強い魂を持った動物です。容姿的には、まんまるでモフモフ。両手にすっぽりと収まるサイズで、小鳥みたいに軽くて、うさぎのようにフワフワ。さらに、頭がとてもよくて、ユーモラスで、常に好奇心や探究心に満ち溢れています。

──日本で初めてのチンチラ写真集「ふわっとチンチラ」について教えてください。

 チンチラという動物をはじめて知る人たちにも、できるだけわかりやすくその魅力のすべてを伝えたい、そういう気持ちを込めて作りました。この一冊に、チンチラについての情報がぎゅっとつまっています。

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──チンチラと一緒に暮らす人は増加傾向にあるのでしょうか?

 たしかに去年ぐらいからグッと急速に増えているのを感じていますが、それでもまだまだ、自分を含めて基本的には少数派であると思っています。だからこそ、飼い主さん同士のネットワークをもっともっと強くしたいと思っています。

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