【不思議】気温なら暖かいのに「20℃のお風呂」が冷たく感じるのはなぜ!? (1/2ページ)

学生の窓口

最高気温が20℃を下回り、本格的な冬の到来を感じるようになりました。昼夜の温度差も激しく、なんとなくカゼっぽいひとも多くみかけます。

気温20℃は暖かいと感じるのに、20℃のお風呂は冷たい! のはナゼでしょうか? 同じ温度でも熱い/冷たいの差が生まれるのは熱伝導率(ねつでんどうりつ)の違いで、水は空気の23倍ほど伝わりやすいのが原因。入浴剤を入れるとお湯が冷めにくくなるので「からだが温まる」は科学的に正。ただし、この理屈は塩や砂糖にも当てはまるので、「なにか」を溶かせば湯冷めしにくくなるのです。

■ポイントは「伝わりやすさ」

気温20℃と、20℃のお風呂はどちらが温かいでしょうか? 同じ温度だから差が生じるはずはないのですが、20℃なら水風呂ですので温かいと感じるはずもありません。これは高温でも同じで、ふっ騰したお湯ではヤケドしてしまうのに対し、サウナなら100℃を超えても大丈夫、この違いは熱伝導率(ねつでんどうりつ)によって生じるのです。

熱伝導率は、文字通り熱の伝わりやすさを意味し、

 ・物体を1mの長さにする

 ・片方の端を加熱する

 ・反対側に、どれくらいの速さで熱が伝わるかを測定する

を数値であらわしたもので、大きいほど熱が伝わりやすいことを意味します。

日常的な物質の、0℃時の熱伝導率をあげると、

 ・空気 … 0.0241

 ・水 … 0.561

 ・氷 … 2.2

 ・鉄 … 83.5

 ・アルミニウム … 236

で、夏の炎天下でも「鉄棒」に冷たさを感じるのは体温が逃げやすいからで、同じ金属ならアルミニウムのほうが温まりやすく、すぐにヒヤリ感がなくなってしまいます。空気は水の約23倍も伝わり「にくい」ので、熱湯や水風呂はムリでも、気温0℃や100℃は耐えられるのです。

「【不思議】気温なら暖かいのに「20℃のお風呂」が冷たく感じるのはなぜ!?」のページです。デイリーニュースオンラインは、科学豆知識雑学カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る