乾燥肌を防ぐにはこの食品「アボカド」「くるみ」「サーモン」「パプリカ」「高野豆腐」

冬は乾燥しがちな地域が多くなります。肌が粉ふきイモ状態の人を見かけることもありますよね。
そうはならないように、せっせとオイルやクリームを塗って保湿につとめているという人も多いことでしょう。
その努力、けっしてムダとはいいませんが、じつは、肌の潤いの98%は食事が作っている!とも言えるのです。
つまり、乾燥肌対策は、スキンケアにお金と時間をかける以上に、食べ物を見直すことも大切だったのです。
●潤い肌の材料の98%はタンパク質と必須脂肪酸
「セラミド」という言葉を耳にしたことがありませんか?これは潤い肌には欠かせない成分で、じつに、肌の潤いの80%はセラミドが守っているといわれています。
残り20%の内訳は、皮脂が2~3%、天然保湿因子が17~18%となっています。
天然保湿因子はタンパク質(アミノ酸)からなり、角質細胞内で水分保持の働きをしています。肌の新陳代謝を良くする効果もあります。
セラミドの材料は必須脂肪酸です。必須脂肪酸には女性ホルモンの働きをととのえる働きがあります。
タンパク質にしろ必須脂肪酸にしろ、その供給源は食事にあります。だから、潤い肌の98%は食事からできているとも言えるわけです。
●乾燥対策にはこの食材
おすすめは次の食材などです。
アボカド――必須脂肪酸の宝庫。食物繊維も豊富です。
くるみ――女性ホルモンをととのえ、肌の炎症を抑える働きのあるオメガ3脂肪酸のほか、美肌ビタミンであるビオチンも含まれています。
サーモン――アミノ酸と必須脂肪酸のどちらも含まれています。
パプリカ――加熱しても壊れにくいビタミンCで、含有量はオレンジパプリカに多い。
高野豆腐――絹ごし豆腐の10倍のタンパク質が含まれています。
ほかにも、納豆・味噌などの発酵食品もおすすめです。今が旬の牡蠣も、総合的な栄養素が豊富に含まれるのでおすすめです。
ホッと一息タイムにはぜひココアを。抗酸化力が高いうえ、食物繊維や亜鉛といった不足しがちな成分が含まれています。
●効率的な食べ方
同じ食材でも、調理法や食べ方で栄養価の吸収率はアップします。
・最初にアボカドを食べるとカロテンの吸収率がアップする――トマトやニンジンなどカロテンを含む食事と一緒に食べる際、最初にアボカドを食べると、カロテンの吸収率が高まり、肌のハリを生むビタミンAの変換を助けてくれるそうです。
・タンパク質はビタミンCと一緒に食べると吸収率がアップする――とくに魚介類にはDHAやDPAといった良質な必須脂肪酸も豊富に含まれているので、ビタミンCと一緒に摂るのがよいようです。
ガサガサかかとの人、高価なスキンケア商品を使用しているのにあまり効果がないという人、スキンケアをしていないととたんに粉ふき肌になってしまうという人等々、日々の食事を見直し、カラダの中から潤い肌を目指しましてみませんか。
※参考
「いちばんわかるスキンケアの教科書」(高瀬聡子 細川モモ・著/講談社)