10年で9割が廃業 飲食ビジネスが難しいワケ (1/3ページ)

新刊JP

10年で9割が廃業 飲食ビジネスが難しいワケ
10年で9割が廃業 飲食ビジネスが難しいワケ

 「10年生き残るのは1割」といわれ、競争と淘汰が激しい飲食業界。
 しかし、いつかは自分の店を持ちたいと思う人、すでに店を持っていて、もっと成功させたいと夢見る人は多いだろう。
 多くの起業と同様、飲食業も事業のカギを握るのは「資金繰り」だ。ただ、事業を育てていくための資金繰りにはそれ相応の知識と戦略が必要となるのは言うまでもない。では、飲食業で成功するための資金繰りとはどのようなものか。
 今回は『1店舗から多店舗展開飲食店経営成功バイブル: 23の失敗事例から学ぶ「お金」の壁の乗り越え方』(合同フォレスト/刊)の著者で公認会計士・税理士の廣瀬好伸さんにお話を聞いた。

――『1店舗から多店舗展開飲食店経営成功バイブル: 23の失敗事例から学ぶ「お金」の壁の乗り越え方』についてお話をうかがえればと思います。私の周りにも「いずれは飲食店をやりたい」という人がいますが、単なる起業ではなく「飲食店をやりたい」という人がこれだけ多くいる理由をどのようにお考えですか?

廣瀬:飲食業界はそもそもお店の数が多いし、産業分類でいっても働く人が多いんです。その中には独立願望がある人もたくさんいるということでしょう。
また、飲み食いは誰にとっても身近なものだということもあるでしょうね。20歳以上で居酒屋に行ったことがない人はほとんどいないはずで、そういった身近なところが「俺にもできるかも」と思わせるのかもしれません。

――でも、身近だからといって簡単なわけではありませんよね。

廣瀬:そうですね。開業1年以内に3割から4割が潰れて、10年生き残るのは1割という統計があるくらい、廃業率が高いんです。
人はたくさん入ってきますし、独立したいと考えている人も多いのですが、自分の店を持っても軌道に乗らなければ1年以内に潰れてしまう難しいビジネスだという認識は薄いように思いますね。

――大半の飲食店が生き残れずに潰れてしまう理由としてまっさきにくるのは「資金繰りの悪化」です。

「10年で9割が廃業 飲食ビジネスが難しいワケ」のページです。デイリーニュースオンラインは、カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る