初産婦さんの85%が「会陰切開」せずに済んだ!つわりにも効果アリの東洋医学療法とは? (2/2ページ)
(3)流産や早産のリスクを減らす
流産や早産はやはり“冷え”が大きな原因になります。妊娠したら病院でも「冷やさないように」などと言われたり、頻繁に耳にする方も多いと思います。
鍼灸で身体中の血流を良くし、骨盤内の血行も良くなることで冷えから子宮を守り赤ちゃんが流れてしまうリスクが減るとのことです。
(4)陣痛促進剤を使う割合が少なくなる
陣痛が始まったものの、なかなかお産が上手く進まず長時間になってしまった時などに使う陣痛促進剤。赤ちゃんや母体に危険があり使わざるをえない時もありますが、できれば自然に産みたいというママも多いはず。
先にご紹介した著書『出産準備教室 – 東洋医学を取りいれた妊婦さんの体づくりとセルフケア』によれば、妊娠中にお灸をした妊婦さんは陣痛促進剤を使う割合がとても少なくなるということが判っています。お灸をしていなかった妊婦さんだと31.3%が陣痛促進剤を使用し、お灸をしていた妊婦さんだとそれが8.6%とかなり違いがあるようです。
これは“リラックス”がとても関係しているとのこと。お灸で気分がリラックスすることでホルモンが分泌し、子宮を収縮させる作用が働くため、陣痛が弱まることなくスムーズに進むので、お産時間も短く安産になることが多いようです。
いかがでしたか?
鍼灸では安産のために良いツボに刺激を与え血流をよくすることで、妊娠中や出産時にもたくさんのメリットがあるんですね。妊娠初期から可能ということなので、早い段階から子宮の状態を整え安産を目指してはいかがでしょうか?
【参考】
※ 辻内 敬子(2012)出産準備教室 – 東洋医学を取りいれた妊婦さんの体づくりとセルフケア(医歯薬出版株式会社)
※ 鍼灸ってどんなことをするんだろう? – 公益社団法人 日本鍼灸師会
【取材協力】
※ レディース鍼灸さいとう中野・・・日本で初めて女性専門鍼灸院として認可された東京・京都・愛知の剛鍼灸院グループ、『レディース鍼灸さいとう中野』。不妊、つわり逆子陣痛促進や更年期障害など女性特有の症状に対して対応している鍼灸院です。
【著者略歴】
※ Yuno・・・ヨガとアーユルヴェーダを専門とし、自身のスタジオWindhillを2015年港区白金台に設立。また今年出産を終えた1人のママとして、特に最近は妊婦や産後の身体についてを中心に学びを深める。ヨガやアーユルヴェーダを通じて妊婦さんや産後のママのサポートができるよう活動しております。