その裏には何の意図がある?Apple純正「Smart Battery Case」はどうしてこうなった。 (1/2ページ)
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先日突如発売された、Apple純正のiPhone 6/6s用バッテリー内蔵ケース『Smart Battery Case』。
バッテリーが内蔵されている、本体裏側がボコッと出っ張っているのが特徴的なこのケースだが、そのデザインに関し大きく注目が集まっている。
悪く言ってしまえば、Appleらしくない「とてつもなくダサいデザイン」というわけだ。確かにその批判は間違っていないだろう。ひっくり返さなければ充電できないマウスなど、近年のApple製品には一部、首をかしげたくなるモノがいくつかあるのは事実だ。
今回はこの『Smart Battery Case』に関し、なぜこの様なデザインになったのかを考えていきたいと思う。
単純に「これがいい」と思いつくったというわけではないはずだと信じ、紐解いていきたいと思う。
■ Apple社内での製品化プロセス
まず、前提として考えておきたいのは、世界で最も革新的な企業とはいえ、Appleも“大企業”だということだ。
大企業ゆえに、製品の企画から発売までのプロセスは複雑になっているはずだし、その中では多くの決裁権者がいるはずだ。
その中でこのデザインに対し、「NO」を唱える人がいなかったと言えば、それは嘘だろう。社内でもさすがに分かるはずだ。
しかし、それでも発売するという決定に至ったのであれば、深読みをしすぎなのかもしれないが、Apple内部にも何か他の思惑があると考える方が、自然ではないだろうか。
■ 特許によってガチガチに縛られたデザイン
では、そもそもなぜこのデザインになったのだろうか。
これを生み出した裏には、様々な特許の問題があったといわれている。現在、すでに様々な周辺機器メーカーが類似したバッテリーケースを販売しており、同様の特許もすでにいくつも取得されている状態にある。