落語経験3年未満で全国優勝! 学生落語日本一の大阪大学の寿山安紀さん(銀杏亭福豆)に話を聞いてみた! (1/3ページ)

学生の窓口



落語ブームが続いているといわれます。若い世代が落語に興味を持ち、寄席や落語会に足を運んでいるそうです。観客も増加していますが、落語家になりたいという人も増えているとか。大学の落語研究会に入って「学生噺(はなし)家」となる人も少なくありません。今回はそんな「学生噺家」の頂点に立った大学生にインタビューしました。

「第12回 全日本学生落語選手権『策伝(さくでん)大賞』」で優勝した、大阪大学基礎工学部3年生の寿山安紀(すやまあき)さんにお話を伺いました。寿山さんは「銀杏亭福豆(いちょうていふくまめ)」の高座名で噺家活動を続けてこられました。

――寿山さんが落語を始めたきっかけは?

寿山さん 中学・高校のときに「映画部」に入っていました。映画を製作するのですが、人数が足りないため自分たちで演じることもやっていました。その経験があったので大学に入ったら「何か表現するサークルに入りたい」と思っていました。

「演劇部」も考えたのですが、一方で「伝統芸能」にも興味があったものですから、「狂言」「落語」などの選択肢がありました。「落語研究部」を選んだのは雰囲気が良かったからですね。

――ということは、落語の世界に触れたのは大学に入ってからですか?

寿山さん そうですね。もちろん落語がどんなものかは知っていましたし、学校に落語家さんが来て高座をみんなで見るという経験はありました。でも落語について深く知るようになったのは大学で落研に入ってからです。自分でやるようになってから本格的に聞くようになりました。

――大学に入ってから本格的に落語を聞き始めて3年未満で全国大会優勝というのはすごいですね。落語のけいこはどのようにするのでしょうか?

寿山さん 大阪大学の落研では「師匠と弟子」という関係はないんです。先輩二人にはなすのを見てもらってけいこをします。

――なるほど。

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