3000メートル級の雪山にもアツいハートで挑む登山家! 山梨大学4年・岩崎庄太朗さんに話を聞いてみた (2/5ページ)
- タグ:
-
学生ジーニアス調査隊
-
男子大学生
-
大学生の本音
-
大学トレンド
-
登山
その他にヤバかったことはありますか?
大学1年生の冬に、同級生2人と一緒に山梨から東京まで山を歩いて越えようとしたときですね。2月だったので雪がすごくて、普通だと半日で行けるようなところを2日もかかりました……。当時はまだ山岳部も本格的な山に登った経験がある人が少なく、山登りの知識も装備も不足していたので、仲間が凍傷になってしまったんです。僕がパーティーのリーダーだったので、仲間の命を危険にさらしてしまったことに責任を感じました。
――まだ経験が浅かった大学1年生ならではのエピソードですね。その他に山登りで自分の身に危険を感じたことはありますか?
高さ15mくらいの沢で沢登りをやったとき、滝壺に落ちてロープで宙吊りになってしまったことですかね。運良く岩の突起に親指の爪がひっかかって助かったんですけど、あの時は本当に死ぬかと思いました。あとは、去年の末に南アルプスを仲間と2人で縦走したときですね。40キロくらいの荷物を背負ったまま、岩の壁を乗り越えるのがすごく大変で。体感-20℃くらいの中、3時間くらいずっと岩の壁に張り付いていて、身体の隅々まで冷えていく恐怖を今でも覚えています。
――そういった厳しい局面では、仲間と励まし合ったりするのでしょうか?
そうですね。そういうときに仲間がそばにいると安心するのはもちろん、一緒に山を登っていると、会話をしなくても、お互い何を思っているのかだんだん分かってくるんです。困難にぶち当たっても、「こいつがいるから突破できる!」と自分を奮い立たせることができる大切な存在です。同じ山梨大学の登山部の仲間と登ることが多いのですが、女性も何名か所属していて一緒にチームを組んで登りますよ。他大学の山岳部とも交流がありますし、僕の登山活動の原点である父と一緒に登ることもあります。また、山で出会った人とは学生・社会人問わず雑談をしたり声を掛け合ったりしていますね。