日本では理解が低い「1000人に1人誕生するダウン症」の真実 (1/4ページ)

Suzie(スージー)

日本では理解が低い「1000人に1人誕生するダウン症」の真実

初めての妊娠、そして出産。どんな子どもが生まれてくるか、妊婦さんなら一度は不安を抱くものですよね。

しかし、「障害があったらどうしよう」と不安に思ったとき、いまの日本は安心して子どもを産める国だといえるでしょうか。

今回ご紹介する『ダウン症って不幸ですか?』(姫路まさのり著、宝島社)は、ダウン症のお子さんを持つ「普通の」ご家族の生活を紹介しながら、ダウン症への正しい理解、現在の行政の制度のあり方までに言及する、渾身の一冊です。

著者である、放送作家の姫路まさのりさんに、本書に託した熱い想いを伺いました。

■きっかけはメディアの報道に対する違和感

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姫路さんが中学生のころ、テレビで見たダウン症の子どもがいかに芸術的に優れているかに焦点を当てた番組を見た際、「ダウン症なのにすごい」という描かれ方に、つよい違和感を覚えたといいます。

たしかに、ダウン症でもそうでなくても、芸術の才能がある人はあるし、ない人はないというのは当たり前のことですよね。

その後、姫路さんは放送作家になり、縁があり、ダウン症の子どもを持つご家族と知り合いになったそうです。そして話をするうちに、ダウン症は世間が思っているほど重い障害ではないし、逆に、いきいきと子育てをするお母さんたちも多く、自分たちとそんなに変わらないと思うようになったといいます。

■2012年開始の新型出生前診断に物申す

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世界的にみても1,000人に1人の割合で産まれるダウン症は、決して珍しい障害ではありません。

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