ゾンビが世界を終焉させる?ゾンビ的病原体蔓延の危険性を警告する論文が発表される(米研究) (1/3ページ)
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疫病の世界的なパンデミックの危険性は冗談などではない。だが、権威ある医学誌ブリティッシュ・メディカル・ジャーナルのクリスマス号に掲載された論文は、我々の想像の遥か上をいく。米ケント州立大学のタラ・スミス博士がゾンビ蔓延の危険性について論じているのだ。
ゾンビ感染のアウトブレイクの危険
死してなおこの世をさまよい続ける生ける屍には、ゾンビ、グール、ウォーカー、呻く者などさまざまな呼び名があるが、これは医学界においてよく知られた症例であるという。その記録は1500年代まで遡ることができ、人間の血肉を求めてノソノソとさまよい歩き、呻く症状を特徴とする。
歴史を通してゾンビへの感染事例が数多く確認されているにもかかわらず、その蔓延を防ぐための資金調達は極めて難しい。「ゾンビ感染のアウトブレイク、その社会への危害、防止法と治療法などの研究があまり進んでいない」ことが背景にあるという。さらに仮にゾンビ感染に効果的なワクチンが開発されたとしても、国内には大勢のワクチン懐疑論者がいるため、それほどの効果は期待できないとスミス博士は懸念する。
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「複数のゾンビ病原体の発見が増加している事実は国際社会への警告であり、迫りつつある破滅的な疾病の脅威に対処するための研究資金の増資と、官学の連携の必要性を示唆している。」
「また、ゾンビ対策に付随する倫理的および潜在的な法的問題について率直に議論することも必要である。