消滅の瀬戸際に追い込まれている、野生動物を友として暮らすアマゾンの部族「アワ族」 (6/8ページ)

出典: karapaia

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3年前、アワ族の8歳の少女が、保護区から外に迷い出てしまったせいで、農場主に生きながら焼かれたという。ほかの部族の長は、少女は見せしめで殺されたと言っている。
ブラジル政府は去年、侵入者はすべてアワ族の土地から一掃されたと発表したが、今、アワ族は新たな危険に直面している。アマゾンをなめ尽くす野火だ。農場主が土地を農園にしようとして、ジャングルを焼き払ったせいで広がった火事だ。地球の呼吸器と呼ばれているアマゾン東部の密林のかなりの面積を焼き尽くしてしまった。
いたるところ炎と煙と粉塵だらけで、アワ族の住む場所にも迫っている。このままでは、果実が豊富な森がすべて破壊され、水源が干上がってしまう。とても自分たちでは消火できるものではないので、政府になんとかしてもらいたいとアワ族は訴える。
ジャングルは火事や農地化によって、徐々に死に向かっている。アワ族にとって死活問題なのだ。だが、アワ族を助けに来たつもりの人間も、はからずも彼らの微妙なバランスを破壊しているのかもしれないと、プリエセは気づいている。