4500年前は麦や米などの穀物がお金?歴史に学ぶ「お金の話」 (2/3ページ)

Suzie(スージー)

そのころお金になったのは、誰もが貴重と認めるモノ。たとえばムギ、コメ、トウモロコシなどの穀物、ウシ、ブタ、トナカイなどの動物、あるいは毛皮、貝殻、珍しい石など。それらがやがて、貴金属に変わっていったというわけです。

とはいえ貴重すぎると、それは誰にも手の届かないものになり、流通しません。そこでお金は、銅・銀・金に集約されていったのだそうです。

かくして19世紀末には世界的に、金が価値の基準単位になる「金本位制」に統一されたわけです。

日本の江戸時代は、基本的に金銀銅の三貨制。江戸を中心とする東日本では金が、大阪を中心とする西日本では銀がおもに流通していました。

しかし、その金銀の交換レートは世界の基準とは異なっていました。そのため、幕末に黒船がやってきて通商がはじまると、その価値の違いから日本の富の流出と混乱が起こり、それが明治維新の要因になったというわけです。

■富とは「多くの時間」を所有すること

さて、お金が流通したことで、人類は時間を手に入れます。それまでは、自分たちが食べるものは自分たちで獲得する必要がありましたが、貨幣経済の誕生により、ほしいものを他者から買えるようになったということ。するとそのぶん、自分の時間を有効に使えることになります。

つまり富とは、お金をたくさん持っていることであり、お金をたくさん持っていることは、時間をたくさん所有できることを意味するのです。

そして、ここで問題になってくるのが「時間」です。人は必ず死ぬので、使える時間は限られています。だとしたら、その限られた人生で、自分の時間を増やしたいという要求が起こるのは当然のこと。

その根源的な要求が富への要求、すなわちお金への要求だということです。

■有名な『モナ=リザ』もAKBも同じ

なお。価値を決める方法は2つあるそうです。

・みんながほしいと思うか?

・「これはみんながほしいものだ」と、誰が決めるか?

この2つ。

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