鬼太郎だけじゃない! 今読むべき水木しげる先生の傑作漫画5選 (1/2ページ)

学生の窓口


2015年11月30日、『ゲゲゲの鬼太郎』などの著作で有名な漫画家・水木しげる先生が亡くなられました。戦争で左腕を失うという過酷な経験をされましたが、子供たちを楽しませる作品、大人が感銘を受ける作品をたくさん描きました。今回は、水木しげる先生の傑作漫画をご紹介します。

●『ゲゲゲの家計簿』

『ビッグコミック』に連載された水木しげる先生の自伝的漫画です。水木先生が兵庫県神戸で紙芝居作家をされていたころの日常を描いていますが、1951年(昭和26年)から1966年(昭和41年)にかけてつけていた家計簿を基にしているのです。

当時水木先生は「水木荘」というアパートを経営していて、その経営状態についてもずいぶん赤裸々に登場します。作内に実際の家計簿のコピーが登場したりするなど、エッセー漫画として他に類を見ないユニークな作品です。

●『悪魔くん』

一万年に一人という天才少年「悪魔くん」は、人類が幸福に暮らせる世界をつくるため、悪魔の助けを借りようと悪魔の召喚実験を行っています。そこに伝説的魔術師「ファウスト博士」が現れ「ソロモンの笛」をくれます。この笛を使うと悪魔を従わせることができるのです。悪魔を付き従えた悪魔くんの活躍が始まります……というストーリーです。

『悪魔くん』のストーリーは各種存在します。元々は1960年代初頭に貸本劇画として描かれた作品で、後に『週刊少年マガジン』で連載されました(1966年-1967年)。これを基にして1966年には特撮ドラマが制作され人気を博しました。他にも、『週刊少年ジャンプ』で連載された『悪魔くん復活 千年王国』などの作品があります。

●『ゲゲゲの鬼太郎』

鬼太郎を主人公として多種多様な妖怪が登場する、水木しげる先生の代表作ともいえる漫画です。

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