スポーツ界とドローン「活用」と「事故」の狭間に見えるもの (2/2ページ)
だが、ドローンというものが、まだまだ墜落の可能性が否めない物である以上、操縦者が誰かということにかかわらず危険が伴う。
2015年9月に開催された、テニス全米オープンでも、客席にドローンが落下するということがあった。それを飛ばしていたのは、心ない観客である。
選手からして見れば、迷惑以外の何ものでもない。
ドローンという存在のせいで、パフォーマンス低下を招いてしまうとしたら、国際スキー連盟のように「ドローンの安全性が確立されるまで使用禁止」という決定を下すしかない。
■ 活用への道
だが、それでも、ドローンをスポーツ発展のために活用しようという動きもある。
ラグビー日本代表チームは、あの“奇跡”と謳われるワールドカップでの活躍の前からドローンを利用していた。ポジショニングが重要な鍵を握るラグビーにおいて、上空からの撮影動画は戦略を練るための重要なヒントになる。
操縦を誤れば、危険な落下物と化してしまうドローンだが、それでもこれがスポーツに与えるプラス作用は未知数であり、計り知れない。
スポーツ関係者は今こそ一丸となり、ドローンの活用性を研究するべきではないのか。
それが、ドローンの安全性の確立にもつながるはずだ。
【参考・動画】
※ ラグビー日本代表、練習にドローン導入 空撮で動き確認 – 朝日新聞
※ Drone Crashes During World Cup Race in Italy – YouTube
※ Watch a Drone Crash into the Stands at U.S. Open – YouTube
【画像】
※ DREAMNIKON / PIXTA