【プレイバックNASA 2015・前編】火星や冥王星がより身近に? (2/4ページ)

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また、3月には、太陽と地球の磁場の相互作用を調査する『Magnetospheric Multiscale spacecraft』が打ち上げられたほか、2018年に打ち上げ予定の『ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡』に最初のミラーがとりつけられたのも昨年だ。これらは今後の活躍が期待される。
■ この1年で宇宙が身近に?
次は、火星探査のニュースだ。火星はすでに無人機がさまざまな発見をしているいっぽうで、NASAは2030年代には有人火星探査を目指している。
まず、当サイトでも紹介したが、マーズ・リコネッサンス・オービターが、断続的にではあるものの、現在においても火星表面には液体の水の流れがあるというかなり有力な証拠を発見した。

(c)NASA/JPL-Caltech/Univ. of Arizona
『MAVEN(Mars Atmosphere and Volatile Evolution)ミッション』は、火星が、生命を支えることもできたと思われる、大昔の温暖で湿潤な環境から、現在の寒く乾燥した惑星にどのようにして変わっていったかのキーとなるプロセスを特定した。
探査車『オポチュニティ』と『キュリオシティ』は火星の表面探査を続けているが、ある種類の窒素化合物を発見した。これはかつての火星が、生命が存在し得る環境だったという説を強化するものだという。
そして、有人火星探査に向けての作業も着々と進んでいる。10月にはNASAは火星に宇宙飛行士を送り込む際の、最適な着陸地を検討するワークショップを開催した。