臨床心理士に聞く! イライラ、怒りをコントロールする5つのポイントとは (1/3ページ)

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このごろなんだか、すぐにムッとする、イライラすることが多いかも……。そんなふうに思うことはありませんか。臨床心理士でスクールカウンセラーの藤永聡美さんは、「イライラする、怒りが湧くときは、心が疲れているのかもしれません。怒りの根底にどのような感情があるのかを見つめてみましょう」と話します。詳しいお話を聞きました。

■怒りの根底にある孤独感、悲しみ、つらさを見つめる

藤永さんはまず、怒りの原因について、こう話します。

「『怒りとは、自分の権利や尊厳が不当に侵害されたときに起こる感情や身体的な反応』と言われます。その根底には、人から否定された孤独感、思いが人に伝わらない、人が思うように動かない、また自分のしようとしていることがうまく運ばない辛さといった感情が隠れていることが多くあります。

その怒りの原因は多様でしょうが、探っていくうちに、怒りは悲しみや寂しさから自分を守るための感情でもあり、なくすことはできないものだと気付くことがあります」

■怒りのピークは6秒、行動は20分

孤独感や辛さがある怒りはなくせないとのことですが、藤永さんは、「怒りの気分になると、体にも変化が及びます」と言い、その変化について説明します。

「怒りを覚えると自律神経の一つの交感神経が優位に立ち、全身に力が入る、心臓の鼓動が早まる、呼吸が早くなる、発汗する、血圧が上昇するなど、闘うか逃げるかに適した身体的反応が起こります。

心理学用語ではこれを『闘争―逃走反応』と呼びますが、このとき思考は混乱し、対人関係や仕事で失敗する可能性が高まります」

続いて、その反応時間について、

「怒りのピークは6秒、モノにあたる、怒鳴る、泣くといった怒りの行動は20分という報告があります。それを認識し、この間は人に対して行動に出ずに、これから紹介する方法を試してください」と藤永さん。

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