欧米じゃないの!? 「いちごのショートケーキ」は日本発だってほんと? (1/2ページ)

クリスマスや誕生日など、パーティに欠かせない「ショートケーキ」。洋菓子の代名詞といえる存在なのに、外国人もあこがれる「日本限定」商品なのはご存じでしょうか?
ショートケーキの「ショート」は「サクサク」「かりっと」を意味する単語で、海外ではビスケット+クリームのようなケーキが当たり前、ふわふわしっとりのケーキが食べたければ「レイヤーケーキ」と伝えるのが正解です。誰もが知っているショートケーキが誕生したのは大正11年のことで、日本人の味覚に合わせて柔らかいスポンジケーキを使ったところ大ヒット、ショートじゃない「いちごのショートケーキ」が現代も続いているのです。
■ショートケーキは「カリカリ」が正解
ショートケーキの「ショート」は、何の意味かご存じでしょうか? 言葉の響きからshortを連想し、短い? どこが? とフシギに思うひとも少なくないでしょう。これは半分正解で、スペルは「短い」と同じshortですが、口当たりを軽くする「shorten」が語源のひとつといわれています。これは「カリカリ」「サクサク」と訳すべき単語なので、本来はビスケットのような生地が使われているケーキを指します。海外旅行中に「ショートケーキ」を注文しても、見慣れたケーキは提供されませんので、違うものが出された! なんてクレームはナシで願います。
日本でおなじみのショートケーキが食べたかったら、どう伝えればよいのでしょうか? スポンジとクリームで「ふわふわ」に仕上げられたケーキは「層」をなしていることからレイヤーケーキ、またはレイヤードケーキと呼ばれるのが一般的です。同名の海外映画ではマフィアが登場するなどわりとハードな内容で、
・ショート … 本当は固い生地を使う
・レイヤー … 柔らかい生地なのにハードなイメージ
とフクザツですね。海外でうまく伝わらなかったらメニューか実物を指さして注文するのが無難かもしれません。