【最強】近年稀に見るガンダムの傑作「機動戦士ガンダム サンダーボルト」が激しく素晴らしい件 / ガンダムが悪役に (2/3ページ)
特にモビルスーツは、手描きだからこそ有機と無機の双方の空気と感触をリアルに生み出せているのだろう。これがCGだったら、無機な鉄の表現ですら、無機として表現はできまい。
・実際に可変するデザイン
また、原作漫画のディティールに対するこだわりも垣間見れる。漫画だからといって、けっして「ありえない表現」や「ごまかし」をしていないのだ。可変する部分、開閉する部分、あるゆる部分が「実際に閉じられるデザイン」「実際に可変するデザイン」として描かれているのである。
・近年稀に見るガンダムの傑作
なにより、物語としても秀逸だ。マニアも納得のできる世界観で、宇宙世紀に取って付けたように出てきた物語ではない。その世界観が、人物描写をよりディープな表現に昇華させている。重ねて言おう。「機動戦士ガンダム サンダーボルト」は、まさに近年稀に見るガンダムの傑作だ。
・ガンダムは悪役か
ちなみに、近作のガンダムは悪役のような位置づけとして登場する。そしてザクのパイロットが主人公格として登場する。ただそれだけでもファンの心を掴んで離さない。とんでもない作品が出てきたものだ。作画と原作を担当している、太田垣康男先生に敬意を表したい。