映画通も唸る! 評価が高い名作SF映画ランキングTop10 (2/10ページ)
監督: マイケル・ベイ
脚本: ジョナサン・ヘンズリー、J・J・エイブラムス
製作 : ジェリー・ブラッカイマー、ゲイル・アン・ハード、マイケル・ベイ
音楽 : トレヴァー・ラビン、ジョージ・マッセンバーグ
出演者: ブルース・ウィリス、ベン・アフレック、リヴ・タイラー
■第9位 SFならではの複雑な設定と思い切った映像「トータル・リコール」
フィリップ・K・ディックの短編小説を、ポール・バーホーベン監督、アーノルド・シュワルツェネッガー主演で映画化。
火星植民地化に成功した未来。しかし火星では、エネルギー鉱山採掘の推進派と反対派による抗争が起きています。地球で暮らす、ダグラス・クエイドはごく普通の肉体労働者。愛する妻と二人で生活しています。そんなクエイドは、連日のように火星の夢を見るようになり、移住まで考えるようになります。あるとき、クエイドは妻ローリーに火星移住の計画を打ち明けますが、ローリーは一蹴。一度はあきらめたクエイドですが、「火星旅行の記憶を売る」というリコール社の存在を知ります。クエイドはリコール社を訪れ、火星旅行の夢を果たすことに。クエイドは、諜報員ハウザーとしての自分、現実か夢かも判断できぬまま、火星に向かうことになります。
2012年にはリメイクが製作された「トータル・リコール」。1990年公開当時は、特殊メイクの数々、当時最先端の映像技術に注目が集まったものですが、「トータル・リコール」の素晴らしさはそこにとどまりません。娯楽として成立したストーリーを持った作品ですが、実のところ、明確な解説は不可能だったりします。解釈によっては、現実に起こった物語とリコール社提供の夢旅行の二つの可能性が残されたまま幕を閉じているからです。そんなSF作品としての、奥深さ面白さが充分に楽しめる傑作映画と言っていいでしょう。