映画通も唸る! 評価が高い名作SF映画ランキングTop10 (9/10ページ)
監督: ジェームズ・キャメロン
脚本: ジェームズ・キャメロン、ウィリアム・ウィッシャー
製作 : ジェームズ・キャメロン
音楽 : ブラッド・フィーデル
出演者: アーノルド・シュワルツェネッガー、リンダ・ハミルトン
エドワード・ファーロング、ロバート・パトリック ¥
■第2位 群を抜く完成度「ガタカ」
1997年公開のSF映画。監督はアンドリュー・ニコル。原題「Gattaca」はDNA基本塩基の引用から。
舞台は、遺伝子が人の一生の全てを決定することになる近未来。遺伝子工学の発達により、胎児の段階で劣勢遺伝子を除去する施術が可能となっています。しかし、遺伝子除去を受けて優れた能力を持ち合わせる「適正者」と、自然出生で劣勢遺伝子を含んだままの「不適正者」の優劣差別が社会に生まれています。
ヴィンセント・フリーマンは自然出生のため、生まれつき心臓が弱く30歳までの寿命と宣告されていますが、無謀にも宇宙飛行士になるという夢を抱きます。しかし、宇宙飛行士になれるのは「適正者」だけ。
成長したヴィンセントは、宇宙開発局「ガタカ」へ入るため、元水泳選手で現在は下半身不随になっているエリート「適正者」ジェロームと血液などの提供を受ける契約を結びます。ジェロームになりすまし、宇宙飛行士になる夢を叶えようするヴィンセントの運命はいかに。
コアなSF映画ファンの間で高い評価を受けている「ガタカ」。どこか冷たい金属の質感を感じさせる世界観で統一された映像美、物静かで理知的な印象の登場人物たち、全体的なクオリティの高さには驚かされます。キャストのイーサン・ホーク、ユマ・サーマン、ジュード・ロウそれぞれが初々しさ残る演技で、映画の鮮度の高さに一役買っています。
「ガタカ」が評価される理由はSF映画らしからぬ、エモーショナルなストーリー展開にもありそうです。夢をあきらめない、というメインテーマをとことん追求していて、見たあとには必ず何かが残るSF映画の名作です。