文章を読んでいない子どもが使う「話し言葉」って?絵本動画のデメリット3つ (2/2ページ)
TVから出てくる動画や人の話し言葉だけではわからないことが文章を読み慣れている人には自然に入ってくるのですね。
(3)眼筋が発達しない
本を読んでいると眠気が襲ってくる人がいます。それは文章を読むことに慣れていないからです。目の筋肉が発達していないので直ぐに疲れてしまいます。TVやパソコン動画は自分から目を意識的にあちらこちらに動かさなくても画面が自動的に切り替わってくれます。
これに対して本は縦書きの場合は上から下、横書きの場合は左から右と自ら動かさないと次の内容を知ることができません。これにより目の筋肉である眼筋が育ちます。
筆者は速読の訓練を受けたことがありますが、速読の先生によれば、目を上下左右にしっかり動かす眼筋ストレッチを行い眼筋を鍛えることは文書を読み進める上でもとても大切であるそうです。
■文章を読んでいない子どもが使う“話し言葉”
文書を読んでいない子どもは小学生になってこんな風に話し言葉で作文を書いてしまうことがあります。
×太郎君に意地悪をされてむかつきました
○太郎君に意地悪をされて気分が悪かったです。
×ご飯を食べてたら電話が鳴った
○ご飯を食べていたら電話が鳴った
×お母さんに叱られて悲しかったし悔しかった。
○お母さんに叱られて悲しく、悔しかった。
いかがでしたか。
忙しいとき、娯楽の一つとしてDVDを活用するのは悪くはありませんが、これに頼りきりになるのは止めましょうね。
絵本の読み聞かせは文章の内容を理解させ、味わわせることだけがメリットではありません。子どもは大好きなママの膝に抱かれて肌のぬくもりを感じながら読んでもらいたいのです。どんなに下手な読み方でもママに勝る人はいないのです。
保育園、幼稚園は集団での読み聞かせですから、先生と子どもが対面で向き合って読み聞かせします。でも、家庭では膝に抱いたり、兄弟姉妹がいるのならば、保育園や同じ向きに並んでみんなで一冊の絵本を見ているスタイルの方が肌と肌が密着できていいですね。ぜひ、時間を見つけて読み聞かせをしましょう。
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※ Monkey Business Images / PIXTA