だいたひかるに三浦マイルドほか「R—1優勝も効果なし」哀しきチャンピオン芸人たち (2/3ページ)
幼少時には誘拐されたことがあり、そんなことから家から外に出してもらえずテレビばかりを見て育ち、そのとき見ていた吉本新喜劇の影響でお笑いを目指すようになったのだとか。ちなみに実家の会社は10年ほど前に倒産。社長夫人であった中山の母は現在アケミ・シャイニングの名で芸人として活動している。そんななか、中山は昨年『歌ネタ王決定戦2015』(毎日放送系)で優勝し、二度目のビッグタイトルを獲得した。このチャンスをどう生かすのか、今年こそが勝負どころである。
●佐久間一行(38)……第9回(2011)R—1ぐらんぷりチャンピオン。「井戸のおばけ」のネタが視聴者にマニアック的にウケる。器用なだけにブレイク必至の芸人と期待されていたが、その後の活躍はこれといって見るものがなく、ツイッター上で発表している漫画が一部のマニアの間で話題になったりしてはいるものの、特にパッとしないまま今に至っている。そんな佐久間が芸能界一と誇るのが、ザリガニへの愛。多い時には200匹以上のザリガニを6畳の部屋で飼っていたのだとか。家に帰るとピースサインで迎えてくれるザリガニに励まされたのだというが、ついにはザリガニ好きが高じて、大型バスでザリガニ釣りに行くザリガニツアーを毎年企画。なんと昨年の夏で15回を数え、2013年には、沖縄でのヤシガニツアーにパワーアップしたりしている。ちなみに、芸人としては致命的なことに、下ネタを大の苦手としている。
●三浦マイルド(38)……第11回(2013)R—1ぐらんぷりチャンピオン。それまで芸人だけでは食えなかったため、近鉄百貨店本店の伊藤ハムの売り場でアルバイトをしていた。優勝後に店を辞めた際には、伊藤ハムの取締役から卒業証書が送られるイベントが開かれ、イベントに参列した近鉄百貨店の店長からは「売れなくなったらいつでも(戻ってこい)」という温かい言葉と、500万円の賞金を見込んで高級時計のカタログが贈呈されている。しかし他のR—1優勝者の例にもれず、優勝後の3カ月間ほどの特需を過ぎて失速。2014年に上京するも、時すでに遅し。優勝の記憶が視聴者から薄れてしまっていたためブレイクを果たすことはできず、なかなか軌道には乗っていないようだ。近鉄百貨店店長の手向けの言葉が現実になってしまうかもしれない。