食後=「食べた後すぐ」ではない! 意外と知らない薬の正しい飲み方のコツ (2/2ページ)
■水じゃないといけないの?
また、薬の飲み方と言えば、どうやって飲むかも問題です。薬の指示には「水またはぬるま湯」と書いてあることが多いですが、一体どこまでの人がそれを忠実に守っているでしょうか。しかしこれは、思っているよりも薬の効果に影響を与えるものなのです。服用方法を間違えると、薬の効果がないばかりか、副作用まで生んでしまうかもしれません。
水(冷水は避けましょう)で飲むと、単に飲みやすいというだけでなく、胃の中で水に溶けることで吸収されやすいのです。水なしで錠剤を飲むと、喉の奥のほうに引っかかりを感じることが多いでしょうが、食道にとどまった薬によって食道炎になるという副作用の心配もあります。
水以外の飲み物で飲むことにも問題があります。コーヒーや紅茶にはカフェインが多く含まれているため、薬の中のカフェインとあいまってカフェインの取り過ぎになります。アルコールで飲むと睡眠薬の効き目が急峻(きゅうしゅん)になってしまい、意識混濁の危険があります。抗生物質を牛乳で飲むと、吸収されにくくなってしまて効き目が現れません。このような組み合わせをいちいち覚えるよりは、はじめから「薬は水かぬるま湯で飲む」と決めておいたほうが良いのです。
いかがでしょうか。誤って覚えていたり、軽視していたことがあったのではないでしょうか。薬は私達の体を正常に戻すのを助けてくれる存在ですが、服用方法を誤ると効き目がないばかりか、副作用まで起こってしまうのですね。
(ファナティック)