【冴え女シリーズ(10)】[ドSなイケメン茶道プリンス様]第6話(後半)「心配しているんだぞ」 (1/3ページ)

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【冴え女シリーズ(10)】[- ドSなイケメン茶道プリンス様 -]

■作品概要
しずかは幼い頃から、幼馴染で茶道家の「蓮条寺」が師範を務める茶道教室に通っている。小さな頃は仲の良かった二人だったが、成長するにつれて次第に疎遠に。そんなある日、稽古の後で「蓮条寺」から「話がある」と呼び止められるしずか。少し世間知らずの茶道家「蓮条寺」の一途な恋に胸キュンなラブストーリー。


●第6話(後半)「心配しているんだぞ」


蓮条寺「そうだな。師範は弟子の一人ひとりに気を配り、弟子は師範の存在を感じながら集中する。日々の稽古は、実践に通じているのだ」

しずか「私も、先生のような存在感が出せるように努めたいです・・・」

蓮条寺「よかった。茶道への熱は、まだあるようだな」

しずか「・・・?」

蓮条寺「このところ、お前の様子がおかしいと、私は感じている」

しずか「・・・」

蓮条寺「稽古中はうわの空。点前も機械的にこなしているだけなど・・・お前らしくない」

しずか「すみません、」

蓮条寺「謝らなくても良い。どうしてそんなことになってしまったのか、それが知りたい」

しずか「・・・」

蓮条寺「なにか、あったのか?」

しずか「・・・別に、なにも」

蓮条寺「私の見立て違いか・・・」

しずか「気にかけて頂いて、感謝します・・・先生」

蓮条寺「いや・・・わざわざ時間を取らせて悪かった。

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