「世界イグルー選手権 in 安芸太田」がゲレンデが溶けるほどアツい (2/3ページ)

デイリーニュースオンライン

速さを競う「スピード部門」、センスを競う「芸術部門」、あなたはどちらで戦う?

(1)スピードイグルーの部(定員10チーム/1チーム4〜6名編成)
※定員に達した為締め切り。
規定サイズのイグルーを、いかに早く完成させるかを競うスピード部門。チームワークが勝敗を分ける熱い戦い!

<主なルール>
・イグルー床底内側の直径(最狭部分で)1.0m〜1.3m
・ 必ず(最長部分で)縦40㎝、横40㎝以上の入り口を付ける。
・入り口には必ず、ブロックを積み上げアーチを作る

──大体どれくらいの時間でイグルーを制作するのですか?

柏崎さん 前大会世界王者の記録は20分13秒でした。過去最速タイムは驚愕の13分56秒です。

 (“驚愕の13分56秒です”と言われても、いまいちピンとこないのですが、単純に直径1.0〜1.3メートルのドーム形の建造物を雪だけで作りあげる、と考えるとかなり早いですよね!)

(2)芸術イグルーの部(定員30チーム/1チーム4〜6名編成)
制限時間内に、創意工夫を凝らしたデコレーションイグルーを製作し、その芸術性・創造性を競う芸術部門。アイデアが勝負の決め手に!
1月31日(日)までエントリー受け付け中

<主なルール>
・制限時間内(11:00〜15:00)に製作
・カラーリングやデコレーションも可能(競技者が準備。塗料は環境に配慮したものを使うこと)
・採点は5項目(大きさ・美しさ・斬新さ・話題性・面白さの各 10 点)の50点満点

──芸術イグルーの部では、どんなモチーフが多いですか?

柏崎さん 巨大スノーマンなど「雪」を活かしたモチーフから、パンダやカメなど可愛い動物など、アイデアの光るモチーフが沢山あります。昨年は葛飾北斎作『富嶽三十六景〜神奈川沖浪裏〜』を再現したイグルーも登場しました!

イグルー作りは奥が深い! 世界王者を目指すために、こっそりコツを聞いてみた

──イグルーは子供や初心者でも作れるのでしょうか? (本当に世界王者狙えますか?)

柏崎さん 初出場、チーム全員初心者、というチームもたくさんいます。子供の参加も多く、制作途中のイグルーの中で休憩しながら作業のお手伝いをするなど、みなさん思い思いに楽しんでいます。昨年は初出場で準優勝に輝いたチームもあり、経験や技術よりもチームワークとアイデアが勝敗を分けます!

──イグルー作りのコツはありますか? 早く制作するポイントや、キレイに作るポイントがあればこっそり教えてください。

柏崎さん なんといってもチームワークが大事で、全体を指示するリーダーのもと効率的に制作を進められるかがポイントです。

 また、急ぎ過ぎてひとつひとつのブロックがいびつになってしまうと、積み上げていったときに土台から崩れてしまいます。綺麗さと強度は密接に関わってきますから、「丁寧さ」も大きなポイントです。積み上げる係の人が、ブロックを削って形を整える作業をしながら進めるとキレイにバランス良く作れますよ。

──どんな人たちが参加しますか?

柏崎さん 幼稚園児からご高齢の方まで、まさに老若男女様々な方が集結します!会社の同僚チームや部活動チーム、地域のファミリーチーム、学校の仲良しチームなど、本当に様々です。毎年海外からも参加者が多く、過去アメリカ、イギリス、カナダ、フランス、オーストラリア、ドイツ、スペイン、オランダ、タイ、台湾などなど国籍も様々。今年もアメリカ、オランダ国籍の方が参加予定となっています。

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