その案は3秒で説明できる?ひっくり返した企画を納得させる方法 (1/3ページ)
周囲に納得してもらえるような企画を生み出すのは、決して楽なことではないでしょう。
しかし、『企画はひっくり返すだけ! 「離婚式」「涙活」を成功させたぼくのアイデア術』(寺井広樹著、CCCメディアハウス)の著者によれば、企画を出す際には重要なポイントがあるのだとか。
タイトルからも想像できると思いますが、それは既存の価値観を「ひっくり返す」こと。
もし自分のなかにオリジナルの発想がなかったとしても、決して悲観する必要はなし。
既存の考え方を「ひっくり返す」テクニックさえ身につけることができれば、おもしろいアイデア、珍しいアイデアを簡単に生み出すことができるというわけです。
そして、その考え方には裏づけがあります。なにしろ著者自身が、そうすることで成功を収めているのです。
ちなみに著者は「涙活プロデューサー」「離婚式プランナー」「試し書きコレクター」と、珍しい肩書きの持ち主でもあります。
いったいどういうことなのでしょうか? まずはひとつひとつを確認してみましょう。
■涙活も笑顔葬もひっくり返したもの
まず「涙活」は、泣ける動画や映画、音楽、絵本などによって積極的・能動的に涙を流す活動。
マイナスでネガティブなこととして捉えられがちな「涙」「泣く」ということについての価値観をひっくり返し、「ストレス解消に役立つプラスでポジティブなこと」に転化したわけです。
月に1、2度のペースで涙活イベントを行っており、映画や楽曲など「泣けるコンテンツ」とのコラボ企画も開催して好評を博しているのだとか。
「離婚式」は、「結婚式があるのに、離婚式がないのはなぜなんだろう?」という、著者の子どものころからの疑問を原点としたもの。
離婚後はさまざまな噂話に苦しめられることも少なくありませんが、離婚式で「公式声明」を出すことが、それを防ぐ役目も果たすのではないかと考えたのだそうです。
突拍子もない考えのようにも思えますが、このひっくり返した発想が評価され、6年間で300組以上の離婚式をプランニングしてきたというのですから驚きです。