初期コミケのような胎動...フェティッシュ特化イベント「フェチフェスティバル」とは (3/3ページ)

東京ブレイキングニュース

「自分の趣味ではないけれど、折角だから......」 という隣の芝生を気軽に様子見できる空気感が、いかに自由で、それでいて秩序が守られているか、表現規制問題に興味のある方にこそ味わっていただきたいと切に願う。 『フェチフェス』 とは 「秩序あるカオス」 という、誰も損をしない場なのである。

■フェチフェスの現状

 さて、この 『フェチフェス』 は、当初は18禁でフェチ特化という特殊性から、来場者数百人程度の規模を想定していたようだが、常に1,000人を超える参加者が集まるようになってしまい、ここ何回かは会場の狭さが問題視されている。 都内に18禁イベントに貸し出してくれる手頃なイベントスペースが中々ないため、普段AV撮影で使われているマンション型のスタジオを、一棟丸々借り切って開催しているのだ。 AVスタジオといっても造りはマンションなのだから、そこに1,000人(スタッフ・出展者含まず) 以上の人間が集まるというのはいささか窮屈だ。 スタッフ達は事故が起きないよう必死の対応に追われており、まさにひとつのムーブメントが "ハネる" 瞬間をリアルタイムで見ているような状況なのである。

 次回は1月31日に千駄ヶ谷で開かれるので、見聞を広めたい方はぜひ参加してみて欲しい。

※ただし、入場にはチケットの購入(3,000円)が必要で、他にも土足厳禁などお約束事があるため、予めオフィシャルサイトで詳細確認を。

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『フェチフェス07』 http://www.fetifes.com/
開催日:2016年1月31日(日)
開催時間:13時~19時
入場料:3,000円
開催会場:千駄ヶ谷スタジオPスタジオ
東京都渋谷区千駄ヶ谷3-16-3 シルヴァキングダムビル
土足厳禁 ※当日靴カバーをお渡しします

Written by 荒井禎雄

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