天才テリー伊藤対談「加山雄三」(3)カラオケはいつも演歌オンリーです (1/2ページ)
テリー さっきもおっしゃられていましたけど、歌手としての加山さんもすごいですよね。歌唱だけじゃなく、楽曲も手がけてるし。
加山 昨年はファイナルコンサートツアーで、全都道府県を回ったんですよ。1ステージが45曲、3時間近くやったんです。
テリー それはすごい。
加山 それをやり切れたっていうことは、すごくありがたいことだと思うんですよ。この年でも体力があるのと、お客様がついてきてくれてるっていうのがね。
テリー 「ファイナル」っていうことは、もうコンサートはやらないんですか。
加山 全国を回るような「ツアー」はやらないけど、単発でのコンサートはやりますよ。でもね、今は同じ音楽でも、違うことをどんどんやっていきたいんですよ。実は一昨年、「THE King ALL STARS」っていう、僕を含めて13人のメンバーで、まったく新しいタイプのロック系バンドを結成したんです。
テリー 知ってますよ。すごく驚きました。
加山 超一流のロックバンドのリーダークラスのメンバーが集まってくれたんですが、それだけにみんな忙しいんだ。僕がいちばん暇なの(笑)。全員集まってライブするってなると、年に数えるほどしかできない。でもね、4人でもやれないこともないから、時には「今日はTHE King ALL STARS半分以下で」なんて言いながらやったりね。やっぱり若い人はリズム感がすごくよくて、楽しんでます。
テリー 曲を聴かせていただきましたけど、加山さん、またここにきて声が出てきましたね。
加山 もともと海で育ったっていうことがすごくよかったんだと思う。海に出ると声が通らないから、ガキの頃からガーガー声を出してて、そのせいで声帯が丈夫になったんじゃないかな。